Illustratorでのレイアウト制作の流れ DMハガキ
Illustratorによるレイアウトデータ作成の流れをDM制作を例に取って見てみましょう。
新規ファイル
Illustrator > 新規作成

- 名称 dm_opcampus
- 100×148mm(ハガキサイズ)
- 裁ち落とし3mm
- CMYKカラー
- アートボードの数1(両面作成する場合は2)
ファイルを保存しておく
dm_opcampus.ai
版面に合わせてガイドを引く/ルーラーをダブルクリックorドラッグ
参考:アートボード裁ち落としから四方均等5mm
画像とテキストの配置
ファイル > 配置

[リンク]チェックが入っていると、画像をリンクして呼び出しているだけで、実際のデータは埋め込まない。
→画像が修正された場合は修正内容が反映される

リンクにチェックが入っていないと、画像はIllustratorファイル内に埋め込まれる。
→元の画像が修正されても、修正内容は反映されない
配置するデータはサイズ、解像度に注意

Photoshopでイメージ>画像解像度で確認できます。
寸法は「データが持つ画像の大きさ」です
解像度を変更することで、「幅」「高さ」が変わってきます。
「再サンプル」にチェックを入れて幅、高さ、解像度を変更すると、寸法(データが持つサイズ)も変更されるので注意が必要です。(不可逆)

適正な解像度に合わせておくとよいでしょう。
ウェブ・アプリなどのデジタルデバイス 72dpi
印刷物 200〜360dpi(インクジェット200dpi/簡易印刷300dpi/オフセット印刷360dpiなど)
保存について
dm_opcampus.ai → [作業用]フォント情報を含むデータ
dm_opcampus_ol.ai → [出力用]フォントをアウトライン化したデータ
パッケージ前など必要なタイミングで別名保存する
配置したリンク画像 → フォルダ内にまとめておく
提出用pdf → ファイル > 複製保存 > PDF
パッケージ
ファイルを上書き保存してから、ファイル > パッケージを選択

- フォルダ名を日付にしておくと便利
- リンクをコピー リンク画像などをパッケージに含めることができる
- フォントをコピー フォントデータをパッケージに含めることができる